レバレッジの概要


海外FXを始める上でいくつか覚えておくべき重要な専門用語があります。「レバレッジ」はその最たる例で、日本語に訳すと「テコの原理」を意味します。

これは、まさにテコの原理のように自分が保有している資産以上の金額のトレードを行える便利なシステムのことです。

例えばレバレッジが10倍の場合、10万円の資金で100万円分の取引が可能です。1ドル=100円とすると、実に10,000ドルに相当します。

ちなみに、レバレッジのことを「リバレッジ」と呼んでいるトレーダーの方を時々見かけますが、これは間違いです。「レバレッジ」という名称を正確に覚えておかないと、公の場で恥をかくことになるかもしれないので注意してください。

1998年に外為法が改正され、私たちのような一般人でも自由に外国為替取引を行えるようになりました。そしてFX会社に担保金を差し入れれば、個人投資家でもレバレッジを活用して多額の利益を狙えるようになり、とても便利な世の中になったのです。

レバレッジを利用する上で注意すべき事

レバレッジは、少ない軍資金でも短期間に巨額の利益を得られる非常に便利な制度です。あまりFXに資産を回す余裕のない個人トレーダーにとってはなおさらです。

しかし、一度に大量の取引をすれば桁違いの損失を被るリスクも高まります。ゆえに、FX初心者がレバレッジの限界まで投資するのは極力避けるべきです。

なお、投資家の資産を保護するために、金融庁によってレバレッジの倍率に規制をかけられています。2011年8月の段階で、個人投資家の場合は最大25倍、法人の場合は最大で100倍までとなっています。

レバレッジを活用してFXトレードを行うなら、あらかじめレバレッジの計算方法を頭に入れておくことが大切です。公式そのものは非常にシンプルなので、ちょっと勉強すれば誰でも覚えられます。慣れるまでは、「為替どっとコム」や「FXプライム」のようにレバレッジを指定して発注できるFX業者を活用した方が無難かもしれません。

レバレッジの計算手順

それでは具体的にレバレッジの倍率を計算していきましょう。口座残高が100万円で、現在の為替レートが1ドル=100円としましょう。10,000ドル購入に100万円の証拠金を使用した場合、以下の計算式によりレバレッジは1倍となります。

・取引金額(100万円)÷証拠金額(100万円)=レバレッジ倍率(1倍)

一方、10,000ドル購入に50万円の証拠金を使用した場合、以下の計算式によりレバレッジは2倍となります。

・取引金額(100万円)÷証拠金額(50万円)=レバレッジ倍率(2倍)

つまり、レバレッジの計算に必要なのは以下の公式です。

・レバレッジ倍率=レバレッジ1倍相当の金額÷証拠金額

この計算方法は証拠金率によるレバレッジ算出法です。実際のFXトレードの発注時には、レバレッジ1倍、2倍、10倍、という具合に投資家側でレバレッジ倍率を指定できます。

例えば、豪ドル円が1ドル=80円の時、レバレッジ倍率を10倍にすると、80ドル×10,000ドル÷10(レバレッジ倍率)という計算が行われ、80,000円の証拠金が口座から自動的に引き落とされるわけです。

FXはまだ敷居が高い、と思っている人は、海外バイナリーオプションから入って行って、オンライン取引に慣れるという手もあります。ということで、次回は、バイナリーオプションとは、について特集したいと思います。